ホテルおかだを就職先に選んだのは、なぜですか？

よりお客様と距離の近い、リゾート形態のホテルに就職することを希望していました。また専門学校生の頃から温泉に入るのが大好きだったので、温泉を希望しました。出身地である埼玉から近い関東地方の温泉地で人気のエリアといえば、やはり箱根湯本です。箱根湯本にあるリゾートホテルの中でも規模、サービス品質ともにレベルの高いホテルおかだを選びました。

現在担当しているお仕事の内容を教えてください

フロント業務を担当しています。チェックイン、チェックアウトの際のお手続き、フロント対応が中心ですが、その日のローテーションによっては、お客様を客室に御案内することや荷物を客室にお持ちすることもあります。入社当初からフロントを希望しており、その願いが叶いました。

仕事の魅力、やり甲斐は何ですか？

お客様とより近い距離感で応対できることに、この仕事の魅力を感じています。お客様から“ありがとう”と言っていただけたときは本当に嬉しく、働き甲斐を感じます。

就職するとき、不安なことはありませんでしたか？

関東に実家があるとはいえ、さすがに埼玉から箱根湯本まで毎日通うのは無理。そのため就職してすぐに一人暮らしする必要がありました。始めてのひとり暮らしに多少の不安がありましたが、当社では社員寮が完備されており、入社一年目の社員は全員入寮できると聞いて安心しました。一人暮らしでは栄養が偏ってしまいがちですが、寮には食堂があり、いつも美味しくて栄養満点の食事を食べられるのは嬉しいところです。

休日はどんなことをして過ごしていますか？

温泉が大好きなので、温泉巡りをするのが趣味です。ホテルの近隣に温泉がたくさんあるので、ふらっと気軽に出かけられるのが良いですね。当ホテルの温泉は肌に優しい弱アルカリ性の単純温泉ですが、箱根の中にも酸性の温泉があったりして、温泉好きにとっては堪らないエリアですよ。最近では温泉好きの友人と一緒に、日本三名泉にも出かけました。他施設のサービスを見てまわることが、接客を学ぶ良い機会にもなっています！

調理に興味をもったきっかけは何ですか？

私は小さな頃から図工などで何かモノを作るのが好きな性格でした。大人になってから興味をもったのが、たまたま料理で、その楽しさにどっぷりはまった……というところですね。高校卒業後は調理師の専門学校に進み、就職先もホテルの調理場を選びました。

リゾートホテルでの仕事を選んだのはなぜですか？

箱根は私が小さな頃から家族旅行に来ていた場所。家族でホテルに泊まり、食事をいただいたのが良い思い出だったため、将来はそこで働いてみたい！ と思うようになりました。調理師としても、和洋中さまざまな料理を学べる絶好の環境だと思います。

現在担当しているお仕事の内容を教えてください

刺し場（お刺身を切る専門）を担当しています。入社一年目で基本的な調理の技術を学び、2年目から刺し場担当になりました。リゾートホテルの調理場は大量の調理をスピーディにこなさなければならないので大変ですが、調理師として貴重な経験にもなっています。現在は仕事をしながら、ふぐの包丁師免許取得を目指して猛勉強中。上司も応援してくれています。こうした恵まれた環境もホテルならではですね。

職人の世界ってやっぱり厳しい？

お客様に美味しく、安全な食事をご提供しなければならない仕事なので、やはり甘い職場ではありません。ただ現代はコンプライアンスも遵守されているので、昔イメージされたような厳しい職人の世界とは違うと思いますよ。先輩方にはときに優しく、ときに厳しく指導いただいていますが、直接指導されていないときでも先輩方の動きを良く見て学ぶように心掛けています。

働き甲斐を感じるのは、どんなときですか？

料理人としての成長を自分自身で感じられたとき。それを会社に正しく評価してもらい、ポジションアップできたときには「努力した甲斐があったな」という実感をもつことができます。

ホテルおかだを選んだきっかけは何ですか？

大学は外国語学部英語学科に通い、観光についての授業も取っていました。当時、ビジネスホテルでアルバイトしていた経験から、「よりお客様に近い接客をしたい」と思ったこと、また旅行するのが好きだったので、リゾートホテルで働きたいと想うようになりました。私の地元から近い箱根エリアにあるホテルを就職先として探していたところ、当社と出会いました。勤務先がひとつで転勤がないことも、当社を選んだ理由のひとつです。箱根に暮らし、その素晴らしさを自分の言葉で伝えられるようなホテルスタッフになりたい、と想っています。

研修ではどんなことを経験されていますか？

最初の2ケ月間はフロント、次の1ケ月間で調理場を経験しました。現在はその次の料飲課に行っており、和食ダイニングなどでお客様に料理をご提供するルーム係を担当しています。シフトや混雑状況によっては、同じ料飲課のバイキング担当になることも。このように研修期間にはさまざまな部署を体験することができ、自分の適性を見極めるのに役立っています。

接客していて、嬉しいと感じるのはどんなときですか？

お客様から、ありがとう、美味しかった、また来ます、といった声をかけていただいたときは、次の日も頑張ろう、というモチベーションにつながります。また当ホテルに宿泊されていたお客様が箱根観光を楽しんでいる様子を外で拝見したときなども、本当に嬉しい気持ちになります。

研修で大変なことは何ですか？

ホテル特有の勤務体系に体を慣らすのが最初は大変でした……というか、今もまだ慣らしている最中です（笑）。ただ寮が近いので、昼食を食べてからすぐに寮へと帰り、休息を取るように心掛けています。私が入っている「ルミエール寮」はお風呂やトイレが部屋ごとにあってプライベートが確保されているので、快適ですよ。

仕事する上で心掛けていることは何ですか？

今、とっている行動が正解と考えず、お客様にとって最善のサービスは何か、常に自問しながら行動するように意識しています。お客様によって求められるものは違うため、その時々で臨機応変な対応ができるホテルスタッフになりたいですね。また同じ職場で働く仲間たちに対しても感謝の気持ちを忘れず、情報共有を怠らないことでより良いサービスにつなげることも心掛けています。

台湾から日本に来て働くことになった経緯を教えてください

台湾にいる頃から日本が大好きで、高校で日本語を学び、大学は観光学部のある日本の学校に留学しました。卒業後は大阪の商社に1年ほど勤務してからカナダに語学留学し、その後しばらく母国である台湾に戻って日系の旅行会社に就職。「もう一度、日本で挑戦したい！」という思いはずっとありましたが、コロナ禍となってしまったことでなかなか実現しませんでした。しかし、ようやく昨年になって夢が叶い、当社に就職することができた、という経緯です。

現在担当しているお仕事の内容、働き甲斐を教えてください

研修期間を経てさまざまな部署を経験した後、今は電話での予約受付事務を担当しています。具体的には個別のお客様や旅行代理店からの電話・メール対応、サイト上での予約処理、予約サイトの維持・確認といった業務です。お客様から電話で「ありがとう」「行くのを楽しみにしています」「助かりました」と言ってもらえたときは、この仕事をしていて良かった、と思いますね。外国人からの予約やお問い合わせも多く、語学力に自信がある人は能力を活かせますよ。職場の先輩方は台湾から来た私に対してとても親切で、ゼロから丁寧に教えてくれます。

日本で、箱根で働く魅力は何ですか？

私は日本に来てホテルおかだで働き、“おもてなしの精神”を学びました。これは他のどの国にもない、世界に誇れる日本の文化だと思っています。また箱根は自然豊かな環境で、四季折々の美しい景色を楽しめる場所。外国人のお客様も多く、国際的な感覚で働けるのが魅力です。

仕事するときに意識していることは何ですか？

お客様ひとりひとりのご要望に対して、できるだけ細かく丁寧に対応することです。また従業員どうしのコミュニケーションも大切。チームメンバーはもちろん、他部署のスタッフとも綿密にコミュニケーションを取るように意識しています。